| ツェッペリンNTの特長 |
| 現存、世界最大の飛行船ツェッペリンNTは準硬式飛行船と呼ばれ、NTとは「New Technology」、つまりコンピュータ設計、複合材料、電子装備、可変推進軸を持つプロペラ採用などの特長を持っています。 |
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| 3基のエンジンと可変推進力軸を持つ4つのプロペラ |
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エンジンは、固定翼飛行船で信頼性のあるライカミング社製。それぞれ200馬力で船体の両側に2基、船尾に1基の合計3基が配備されています。推進用プロペラを3つ、横推力用プロペラを1つ装備し、船尾のエンジンは推進用・横推力用の2つのプロペラを動かしています。
これにより、安定性・運動性も大きく向上しています。
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自力での垂直離着陸が可能。 |
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自力での垂直離着陸が可能なため、滑走路を必要とせず従来の飛行船では離着陸に15名程度の人員を要したのに対し、NTはわずか3〜4名で遂行できるようになりました。
また、船首を大きくUp/Downさせませんので、撮影などの機材が転倒することなく、安心してご搭乗いただけます。 |
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定点でのホバリングも可能、安定したフライト。 |
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万が一突然の横風を受けても、即風上に船首を向けることで安定したフライトが可能となり、さらに定点でのホバリングも可能、ゴルフ中継ほかスポーツ中継など、静寂さを必要とするゲームにおいても常に近距離から空中撮影することができます。ヨーロッパの世界遺産36箇所もNTからの撮影実績です。 |
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多彩な動きによるパフォーマンス。 |
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NTのさらなる運動性能として、あたかも感情を表現するようなパフォーマンスが可能です。例えばホバリングをしながら船首の上げ下ろしでうなずくような動きや、船体をいやいやするようにローリングさせる姿勢制御も可能になりました。地上イベントと絡めることにより一層の醍醐味をご提供できます。 |
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| ランディング風景。数名のスタッフで離着陸作業を完遂できる。 |
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| 上昇していくNTを真下から見送るのは圧巻。 |
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| ホバリングで静止したNTから見下ろした晴海埠頭。水面に落ちた飛行船の影は、巨大な魚影のよう。 |
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| 視界が広がる快適なゴンドラ |
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客席数は最大で12席。ゴンドラ内の居住空間は抜群で、エンジンがゴンドラから離れたところにあるため、たいへん静かで普段と変わらぬ会話が楽しめます。
客席はゆったりとしたレザーシート、もちろんトイレも装備されております。乗員用としては大型ジェット機と同様のフライバイワイヤー方式を採用したコクピットの操縦席が2名分あります。
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揺れの少ない快適なフライト。 |
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ツェッペリン社伝統のスマートな流線型の船体形状により、揺れの少ないフライトが特徴です。特にこれまでの飛行船と比較して、航空用語で呼ばれるピッチング(縦揺れ)がほとんどなく快適な空中散歩を楽しめます。 |
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ごく普通の声で会話が楽しめるキャビン内。 |
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エンジンがゴンドラから離れた位置にあり、かつ、プロペラの回転数をできるだけ一定にして飛行しますので、ゴンドラ内は非常に静かです。 |
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| 12名乗りとは言え、意外に広いキャビン。撮影などの場合でも、カメラクルーだけでなく、ディレクターなどスタッフ多数で同乗できるのも魅力。 |
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| 離着陸時以外はシートベルトを外して自由に歩き回ることもできる。 |
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| 空中からの撮影や環境調査探索に最適な装備 |
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ヘリコプターと比較すると振動が大幅に少なく、かつ、下降流(巻き上げ)の風もほとんどありません。また、固定翼機に比べて圧倒的にゆっくりと空中を移動できるため、この特徴を活かした撮影や調査に大いに役にたちます。最大1900kgの荷物搭載や人の搭乗が可能です。これらにより、ハイビジョンカメラの性能を最大限に活かした撮影が可能となりました。このほかにも大気測定はもちろん、地上・地中・海中の測定精度を大幅に向上させることができるため、これまで出来なかった微細な観測や測定に、多くの活躍が期待されています。
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空撮に最適な環境・設備。 |
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ゴンドラ前方下部にカメラ(WESCAM ACE-401)を取り付けることが可能な構造となっています。欧州フライトでは、NHK放送「80周年記念・飛行船から世界遺産を見る」の番組撮影にハイビジョンカメラを世界で初めて搭載し、「天空からの視点」で描き出す映像をたっぷりと撮りためました。 |
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ゴンドラ後部の大型パノラマ・ウィンドウ。 |
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ゴンドラ内の窓の一部は開閉可能で、300m上空のフレッシュなエアーを取り入れることが出来ます。また、ゴンドラ後部の大型パノラマ・ウィンドウから撮影した広がる映像は圧巻です。 |
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オプションで利用可能な設備も。 |
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28Vの直流電源(通常20A、最大150A)を用意しております。また、ゴンドラの床の一部(40cm×70cm)を取り外すことができ、開口部に地上観測用の機器等を設置することが可能です。
いずれも事前の準備作業が必要となりますので、ご利用に関してはご相談ください。 |
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| カメラ取付可能なゴンドラ。360度のパノラマをフレキシブルに捉えることができる。 |
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| 大型パノラマ・ウィンドウからの景色。ゴンドラ外形に沿って湾曲しているため、下方も捉えることができる。 |
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| 通常の飛行高度は300〜600メートル。ズームを使うと地上の表情さえもはっきりと捉えられる高さ。 |
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| 最新素材の船体構造 |
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船体骨組みは、船首から船尾まで延びる3本の縦通材と三角形フレームとから成り、エンジン・ゴンドラ・尾翼の土台となっています。また、外皮部分のエンベロープは最新素材の合成繊維で作られています。もちろん、不燃性のヘリウムガスが使用されていますので、爆発炎上の心配はありません。
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剛性枠組(骨組み)が安定性を高めています。 |
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3本の縦通材と三角形フレームはカーボンファイバーとアルミ合金でできており、損傷許容度の良さ・加工の容易さ・被雷からの保護の観点から選択されました。さらに、これらの骨組みはケブラー製の張線により引き締められています。 |
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気圧、気温、太陽光、風雨等に耐える各種機構。 |
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エンベロープ(外皮)は厚みがYシャツの襟程度ですが種々な要件を満足させています。大気変化(圧力・気温など)や太陽光(紫外線など)による老化から身を守り、不燃性ガスのヘリウムが漏れない機密性、そして内部加圧による剛構造強度(継ぎ目や付属品取り付けの強度を含む)を保つ柔軟性の機能などを合わせ持っています。 |
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エンベロープの中には空気の部屋があります。 |
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エンベロープには7,200立方メートルのヘリウムガスが充填されており、さらにバロネットと呼ばれる二つの空気室(魚の浮袋のようなもの)があり、最大で2,200立方メートルの空気が入っています。ヘリウム及び空気の各区画は電動ファンで制御されており、船体形状の維持と船体姿勢を保っております。 |
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■ツェッペリンNT:基本SPEC
| 全長 |
75.1m |
| 全幅 |
19.7m |
| 全高 |
17.5m |
| エンベロープ容積 |
8,425m3 |
| ゴンドラ全長 |
10.7m |
| 最大客席数 |
12席 |
| 最大搭載荷重 |
1900kg |
| エンジン出力 |
200Hp×3基 |
| 最大飛行速度 |
125km/h |
| 巡航高度 |
300〜600m |
| 最大航続距離 |
900km |
| 最大上昇限度 |
2250m |
| 通常飛行時間 |
6時間 |
| 最大飛行時間 |
24時間 |
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| 定期点検でドックに格納されるNT。 |
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| マスト車に係留されたNT。吹き流しのような状態になっている。 |
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| 巨大な船体は、不燃性で人体にも安全なヘリウムガスを充填したエンベローブに支えられている。 |
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